柔らかい太陽

先日、知り合いが自殺しました。
悲しくて、たくさん泣きました。
泣きながら、どうか安らかに、ということばかりを願いました。

数年前から鬱病と診断されていた彼は、きっと辛くて辛くて、これでやっと楽になれたんだと思いました。
だから、自殺という方法を選んだ彼を、否定する気にはなりません。

「自殺は絶対にだめ」・・・
自殺を考える人に、そんな言葉は救いにはなりません。
自殺するとその後は地獄に落ちる、というような宗教も、救いにはなりません。

自殺は、“良い、悪い”ではなく、“好きか嫌いか”でいうと、もちろん嫌いです。
けれども、生きることを楽しめない精神状態に陥り、本当に悩み苦しんでいる人に対して死を否定することは、生き地獄意外の何ものでもない。

自殺を助長したいわけではなく、だったら、自殺志願者にそんな精神状態からとにかく、とりあえず抜け出して楽になれる薬をもっと的確に。

学校、家庭、といった属さなければいけない小さな単位の社会で過剰なストレスを感じてしまっている状態ならば、ぽん、とちがった環境に移動させ一時的にでも非難させてあげられるようなシステムを。

そのあと、好きなこと、楽しいことをして、おいしいものを食べて、辛い思いが、愉しい時の感情で相殺していけるように。
生きてゆくためには、愉しく生きるためには、辛い思いは、自己処理できるように。

辛い思いを消す方法を学校で教えてくれればいいのに、先生も知らないのかな。
若しくは、辛い思いは、消さなくてもいいのかもしれない。
否定せず、むしろその思いをも肯定しながら生きていけるといいのかもしれない。

コンプレックスがあっても否定しなくていいから、自分を好きになれれば、人も好きになれる。
わたしがそうだったからね。

本当にありがとうね。
どうか安らかにね。

10028982.jpg